新年度~複雑な母ごころ

 

 

新年度が始まりましたね。
新しい学校、就職など変化の大きい方もいることと思います。
特に変わらないという方も周囲の影響でなんとなくいつもと違う感じがあるかもしれませんね。

 

わたしは次男が晴れて社会人となりました。
おめでたいことです。
自分の力で歩んでいく第一歩を踏み出せたことは、母としてはほっと一安心です。
育児でドタバタだった頃は「早く大人になってくれないかなー」と思ったものですが、いざこうして社会人となると成長を喜ぶと同時に、

 

寂しいーーーー。

 

となって、いろいろ思い出すわけです。
5歳くらいだったか、一緒に歩いていて気がついたらいなくて、振り返ったら通り過ぎた駐輪場の自転車がばったり一列全部倒れているのを小さな体で起こそうとしていた健気な姿(二人で全部起こしました)、膝の上で本を読んであげたけどつまらなくてもじもじしていたこととか。
特に昨年後半からは講義も少なくて結構家にいたので、家にいるのが当たり前みたいな感じだったのでその姿とか。

 

寂しいなぁ。

 

と、初日は何かするたびに思ってました。
なんていうのか、手から飛び出して行ってしまった喪失感みたいな、空になった巣でぽつねんといる孤独感みたいな。
子どもを心配してるようで、本当は自分の心配、寂しさに振り回されているんです。
子育ては母になった時からの一大プロジェクト、それがひと段落したので、気がホゲ~っと抜けます。
達成感もあるけど、「あの時ああやればよかったなぁ」と思ったりもします。

 

 

長男の時もそうだったなと思い出しました。
結局、これも慣れていくものなんですよね。
ずっと続くわけじゃない、と考えている自分もどこかにいたりします。
でも、そんな時ばかりじゃなく、理屈ではわかっていても、寂しいーーーってこみあげることもあります。
だから、今は寂しいと感じる時は寂しいと感情を受け入れていくことが楽だと思っています。
初日は泣きたくなったので泣きました。
一人だと気にせず泣けていいなぁと思ったのも事実です(^^;
初めてかもしれない!?(笑)
そして、こういう感情にだけ向き合える時間があることを贅沢なことだなとも思いました。

 

 

大人と子ども、変化や出来事に対してどちらが立ち直りが早いか、ということを心理学で学びました。
答えは、子ども、だそうです。
年齢を重ねた大人のほうが衝撃に弱くなってしまうんだとか。
(確かに何かあっても子どもの方がケロっとしてますよね)
考え過ぎる習慣、心配癖がついていくからでしょうか。
そんな衝撃に弱い傾向に加え、だいたいのこの立場の母親は更年期でもあるので、ホルモンバランスの影響で感情面で脆さが出やすく、辛さが倍増なケースもあると思います。
わたしは幸いなことに更年期の症状は自覚的なものは感じないのですが、もしもあったら今がもっと辛いだろうと思います。
体のこと、年齢的なことも影響しているので、これを機会に体のことに意識を向けるのも、状況の改善に役立ちますね。

 

子どもが急に大人になってしまったようで寂しさを感じているお母さん、視点をちょっと変えてみませんか。
それはお母さんだからこその、逆の言い方をすればお母さんにしか味わえないことです。
そんな貴重な体験、すごいと思いませんか。
子どもが自分の新たな道を歩み始められるのは健全に成長しているという証しです。
そのために育ててきたんですから、ミッション成功です。
理想の母には(わたしは)遠いけど、それでも日々奮闘してきました。
子どもの人生の土台を作れたことを誇りに思いましょう。
今、経験していることは「お母さん冥利に尽きる」出来事だと感じています。

 

わたしたち親自身も子どもだった時、同じことがありましたよね。
歴史は繰り返される、のプチバージョンですね。
そうだったんだなぁと思いを馳せて、ここまで家族が無事に成長できたこと、日々の生活、当たり前のこと、何気ない日常生活にあらためて感謝の気持ちが沸いて来ます。
その暖かな気持ちを胸に満たして、暖かさで内側をいっぱいにしてみてください。

 

みんなそれぞれ様々なことを経験していて、それは唯一無二の体験です。
ゆっくり今の自分とお付き合いしてみてはいかがでしょうか。
わたしもそうします(^^)